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エテンナの重ね打ち青銅貨、下の貨幣は「シデ」と指摘 CoinTalk

掲示板CoinTalkで、投稿者「-monolith-」が、ピシディアの都市エテンナの青銅貨がセレウコス朝アンティオコス3世のティロス造幣の青銅貨に重ね打ちされたものだとする記事を投稿しました。これに対しBarry Murphy氏が、下の貨幣はパンフィリアのシデのものだと指摘しました。投稿者は、下の貨幣の特定にAIの画像識別を使っており、それが誤っていたと書き、記事を直すと答えています。

訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を原典に合わせて訂正しました。原典のスレッドで下の貨幣がシデのものと指摘され、投稿者がAIによる特定の誤りを認めた経緯を明記しました。また、エテンナの所在(旧記事は「リキア」「シキリア」、原典はピシディア)、年代(旧記事は紀元前2世紀中葉、原典は紀元前1世紀)、ティロスで「出土した」との記述(原典はティロスで造られた貨幣)を直し、原典にない経済的独立や交易路の推測を削りました。旧題は「エテンナの重ね打ち貨を巡る議論:下打ち貨の特定とコミュニティによる訂正」です。

この記事は、掲示板CoinTalkのスレッド「An Unpublished Overstrike of Etenna on a Bronze of Antiochos III from Tyre」の投稿に基づきます。内容は投稿者の申告と意見で、鑑定などで確かめられた事実ではありません。原典には投稿の日付が載っていません。

投稿者の見立て

「重ね打ち」とは、すでにある貨幣の上から、別の図柄の型を打ち直すことです。

投稿者「-monolith-」(The Monolith Collection)は、ピシディアの都市エテンナの青銅貨を紹介しました。様式から紀元前1世紀のものとし、大きさは19.0ミリ、重さは3.97グラムとしています。表は、蛇が巻きつき右へ進むニンフと、左に壺(アンフォラ)。裏は、鎌の形をした刃物の両側に「E」「T」の文字です。

投稿者は、この貨幣がセレウコス朝の王アンティオコス3世がティロスの造幣所で造った青銅貨の上に打たれたと述べました。表には王の肖像の跡、裏にはヤシの木と王名の跡が見えるとしています。そのうえで、セレウコス朝の青銅貨が発行から100年以上たっても南アナトリアで使われていた証拠になる、と論じていました。

下の貨幣は「シデ」との指摘

これに対し、Barry Murphy氏が、最初の貨幣の下の図柄はパンフィリアのシデのもので、セレウコス朝の青銅貨ではない、と書き込みました。

投稿者は、下の貨幣の肖像がよりはっきり分かる一致例を見つけたと返信しました。下の貨幣の特定にはAIの画像識別を使っていたが、それが外れていたと書き、記事を近く直すと述べています。

出典: CoinTalk「An Unpublished Overstrike of Etenna on a Bronze of Antiochos III from Tyre」

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