市場

1セントと5セントの円盤3枚に打たれた1972-Sプルーフ・アイク・ダラーのエラー

CoinWeekは2026年1月20日、マイク・バイヤーズ氏による Mint Error News の記事を掲載しました。1972-Sプルーフのアイゼンハワー・ドル(アイク・ダラー)の型で、1セント用の円盤2枚と5セント用の円盤1枚が同時に打たれた「クローバーリーフ」と呼ばれるエラーを紹介しています。記事は、10セント用の円盤3枚に打たれた、プルーフのアイク・ダラーの「クローバーリーフ」で最初に知られた品が、Heritageのオークションで105,000ドルで落札されたことも伝えています。

訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典に合わせて全面的に書き直しました。出典に無い「造幣局の安全対策の失敗」という断定、金属分析で真正と確認されたという記述、1960年代の製造という誤った年代、当時の造幣局の製造環境の説明、2,500〜8,500ドルという価格帯、投資に関する記述を削り、円盤の内訳(1セント用2枚と5セント用1枚。ドル用の円盤は含まれない)を出典どおりに直しました。旧題は「Proof Ike Dollar Clover Leaf Error Exposes U.S. Mint Operational Safeguard Failure」です。

※この記事は、2026年1月20日にCoinWeekに掲載された、マイク・バイヤーズ氏による「Mint Error News」の記事に基づきます。内容はバイヤーズ氏の説明です。

3枚の小さな円盤が同時に打たれた

バイヤーズ氏が紹介したのは、1972-Sのアイゼンハワー・ドル(通称アイク・ダラー)のプルーフ貨の型で打たれたエラーです。「クローバーリーフ」(クローバーの葉の意味)と呼ばれています。

この品では、額面の違う3枚の円盤(プランシェット)が同時に打つ場所に入りました。内訳は、銅を主とする1セント用の円盤2枚と、銅とニッケルの合金でできた5セント用の円盤1枚です。3枚は1回のプルーフの打刻で一緒に打たれました。

どうしてこうなったか

記事によると、アイゼンハワー・ドルには大きなドル用の円盤が必要で、本来は打刻の際に円盤を囲む輪(カラー)の中にぴったり収まります。この品では、正しいドル用の円盤の代わりに、小さな円盤3枚が入りました。1セントと5セントの円盤はドル用よりずっと小さいため、輪の中に正しく収まらず、重なり合ったまま打たれました。

1回で打たれたことを示す跡

プルーフ用の型が打ち下ろされたとき、それぞれの円盤が互いに押し付けられました。その結果、縁にははっきりしたくぼみと、互いに合う形が残りました。3枚はそれぞれ、ほかの2枚とぴったり組み合います。バイヤーズ氏は、この組み合う跡が、3枚が1回の打刻で一緒に打たれたことを示すとしています。

バイヤーズ氏の評価

バイヤーズ氏は、金属の組成が違う円盤が1回の打刻にそろうエラーは、特にプルーフ貨ではきわめてまれだと述べています。プルーフ貨は通常の流通用の硬貨より厳しい品質管理を受けるため、エラーが出ることがずっと少ないと説明しています。

記事によると、10セント用の円盤3枚に打たれたプルーフのアイク・ダラーの「クローバーリーフ」で最初に知られた品は、Heritageのオークションで105,000ドルで落札されました。落札の時期は記事に書かれていません。

出典: CoinWeek(Mike Byers、Mint Error News)「Mike Byers Mint Error News – Unique Proof Ike Dollar "Clover Leaf" on Nickel and Cent Planchets」(2026年1月20日)

キーワード

Mint、Proof、Error Coin

次に読む

LINE 配信

週次マーケット・インテリジェンス

アンティークコインの週次レポート・オークション速報・市場分析をLINEでお届けします。友だち追加で即受信。

無料・登録すぐ完了・いつでもブロック可