Numismatic News読者、地金高と2026年硬貨の新規収集家への影響で意見分かれる
Numismatic Newsは2026年2月12日、地金への注目と2026年の新しい硬貨が多くの新しい収集家を生むかを尋ねた問いへの、読者の回答を掲載しました。地金価格の上昇は好奇心と投機を呼んでいるという声や、新デザインは数人の収集家を引きつけるかもしれないという声があり、米国造幣局の値上げが収集を遠ざけるという意見も寄せられました。いずれも投稿者個人の意見です。
訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典に合わせて書き直しました。出典はNumismatic Newsが2026年2月12日に掲載した読者投稿のまとめで、旧記事は「Global Numismatic Journalが実施し数百名が回答した読者アンケート」としていたため直しました。出典にない造幣局の歴史、モルガン銀貨との比較、Heritage・PCGSの市場データへの言及、成長率の見通しを削り、読者それぞれの意見を投稿者の意見として紹介しました。旧題は「貴金属高騰と2026年新デザインがコレクター獲得戦の勝敗を決める」です。

※この記事は、Numismatic Newsが2026年2月12日に掲載した読者投稿のまとめに基づきます。同紙のまとめは、2026年2月6日付のメールマガジン(e-Newsletter)からのものとしています。紹介する内容はすべて投稿者個人の意見で、調査や統計ではありません。
Numismatic Newsは読者に「地金(ブリオン)と2026年の硬貨への注目は、多くの新しい収集家を生むと思いますか」と尋ねました。同紙のまとめによると、読者は、地金価格の上昇は好奇心と投機を呼び起こしている、と答えました。一方で、2026年の新しいデザインは、米国造幣局(U.S. Mint)の価格が高くても、何人かの収集家を引きつけるかもしれない、としています。
「数人」「好奇心にとどまる」という声
ロッキー山脈地域のJim Burnell氏は、答えは「数人」だと書きました。貴金属価格が大きく上がってから、地金や硬貨について尋ねられることが増えたものの、それは主に好奇心だと見ています。それでも「夢中になる人もいるだろう」と述べています。
1976年の建国200年を引き合いに
名前と住所を伏せた投稿者は、地金の価格は高く誰にでも向くものではないため、地金の販売から新しい収集家は生まれない、と考えています。米国造幣局の最近の値上げについては、コイン関連のネット上の掲示板を読む限り、多くの人が嫌気を感じている、と書きました。
この投稿者は、2026年の新しい25セント硬貨には新しい収集家を引きつける可能性がある、とも述べています。例として挙げたのが1976年です。建国200年を記念して新しい硬貨が作られ、収集家の層が広がったといいます。ただし、その人たちがどれだけ長く収集を続けたかは分からない、としています。流通用の2026年の新しい硬貨が長く続く収集家を生むことには自信があるものの、その数は分からない、と書きました。
コインショップの客の多くは地金の値段だけ
アーカンソー州のLarry Vann氏は、コインショーやコインショップで新しい人を多く見かけるが、ほとんどは地金の価値にしか関心がない、と書いています。金属の投機をする人が収集に向かうことはない、という見方です。
同氏によれば、地金価格の上昇で、もともと持っていた銀貨の値打ちが増した人たちの関心が戻っています。クラブに入り、収集品を増やすよりも人との交流のために残る人もいるだろう、としています。一方で、金属の値段が高いため、若い収集家は参加しにくくなる、と述べています。
新しいデザインについて同氏は、流通用の米国硬貨は金属がとても退屈だと感じ、図柄がよく見えるプルーフ(収集用の硬貨)を集める、と書きました。
造幣局の値上げは収集を遠ざけるという声も
別の匿名の投稿者は、2026年の新しいデザインは新しい収集家の興味を引くだろう、と書いています。多くはないかもしれないが、ほかの年よりは多いだろう、という見方です。
ケンタッキー州ルイビルのLarry氏は反対の意見です。地金の値上がりと造幣局の大幅な値上げは、収集を後押しするより妨げるだろうと書きました。同氏によると、仲間の収集家と、造幣局から買うのは今年で最後にすることをほぼ決めた、といいます。同氏が「ASE」と呼ぶ硬貨だけで、約70パーセント値上がりした、と書いています。今年買う理由は、建国250年(セミクインセンテニアル)だけだとしています。
ペンシルベニア州メドウブルックのDavid Nederostek氏の答えは短く、「いいえ。投機筋を呼ぶだろう」でした。
出典: Numismatic News「Poll Question: Do you think the spotlight on bullion and the 2026 coins will bring many new collectors?」(2026年2月12日)
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