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米国の硬貨生産、2026年1月は4億4,850万枚 建国250周年硬貨が流通開始

CoinNewsは2026年2月12日、米国造幣局の2026年1月の流通用硬貨の生産が4億4,850万枚で、8か月ぶりの多さだったと報じました。前月比60.6%増ですが、1セント硬貨を流通用に作っていた前年同月と比べると29.2%少なくなっています。同じ時期に、建国250周年を記念する硬貨が流通を始めました。

訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典(CoinNews、2026年2月12日)に合わせて書き直しました。旧記事は前年同月比の減少を「40%近い」としていましたが、出典では29.2%減のため訂正しました。また、1セント硬貨が全体の「30〜40%」を占めていたとする記述(出典では「半分以上を占めることがよくあった」)、1セント廃止の理由や「年初から」とした時期、出典にない将来の収集価値・投資の記述を削り、出典が伝える硬貨ごとの枚数と建国250周年の25セント・50セント・1ドル硬貨の生産状況を加えました。旧題は「建国250周年セミキンテニアル・コイン流通開始:セント廃止が隠す4億4,850万枚の統計トリック」です。

※この記事は、2026年2月12日にCoinNewsが掲載した記事に基づきます。2026年1月の米国造幣局(U.S. Mint)の流通用硬貨の生産枚数を扱っています。

1月の生産は8か月ぶりの多さ

CoinNewsによると、米国造幣局の2026年1月の流通用硬貨の生産枚数は4億4,850万枚でした。8か月ぶりの多さです。同じ時期に、建国250周年(1776〜2026年)を記念する「セミキンテニアル」の流通硬貨が、世の中に出回り始めました。

前月の2025年12月(2億7,920万枚)と比べると60.6%増えました。一方、前年同月の2025年1月(6億3,356万枚)と比べると29.2%少なくなっています。前年同月は、1セント硬貨がまだ流通用に作られていて、その生産だけで2億4,240万枚ありました。

1セント硬貨の流通用生産は昨年終了

造幣局は昨年、財務省の指示を受けて、流通用の1セント硬貨の生産をやめました。1セント硬貨は、造幣局の年間生産の半分以上を占めることがよくありました。現在は収集家向けの商品用にだけ作られ、その枚数は公表されていません。

硬貨ごとの増減

日常でよく使われる硬貨では、12月と比べて、5セント硬貨(ニッケル)が95.4%、25セント硬貨(クオーター)が103%増えました。10セント硬貨(ダイム)は12月と同じ枚数でした。

1月の生産を造幣局ごとに見ると、デンバー造幣局が2億3,764万枚、フィラデルフィア造幣局が2億1,086万枚で、合計4億4,850万枚です。内訳は次のとおりです。

- ジェファーソン5セント硬貨: 1億6,416万枚(デンバー9,360万枚、フィラデルフィア7,056万枚) - 10セント硬貨(Emerging Liberty): 1億1,000万枚(デンバー5,000万枚、フィラデルフィア6,000万枚) - 25セント硬貨: 1億6,040万枚(デンバー8,640万枚、フィラデルフィア7,400万枚) - 50セント硬貨(Enduring Liberty): 1,380万枚(デンバー750万枚、フィラデルフィア630万枚) - ネイティブ・アメリカン1ドル硬貨: 14万枚(デンバーのみ)

CoinNewsは、このペースが12月まで続けば、2026年の年間生産は54億枚近くになると計算しています。2025年の流通用の生産は49億5,000万枚近くで、5年続けて減り、2009年以来の少なさでした。

50セント硬貨と1ドル硬貨

2026年は、長く続いたケネディ50セント硬貨の図柄が、建国250周年を記念する1年限りの「Enduring Liberty」の図柄に替わります。CoinNewsの記事の時点では、一般流通向けに何枚作られたかははっきりしていませんでした。記事の時点までの生産枚数は、デンバー750万枚、フィラデルフィア630万枚の計1,380万枚です。2025年は、デンバー1,980万枚、フィラデルフィア1,420万枚の計3,400万枚でした。記事の時点では、2026年の流通用50セント硬貨(P・D)のロールとバッグは、5月5日に発売される見込みとされていました。

ネイティブ・アメリカン1ドル硬貨は、連邦準備銀行からの注文はもうありませんが、収集家向けに流通用と同じ品質で作られ続けています。2026年分は、記事の時点までに報告された生産が14万枚で、すべてデンバー造幣局で作られていました。2025年は計518万枚(デンバー252万枚、フィラデルフィア266万枚)でした。造幣局は1月27日に、2026年のネイティブ・アメリカン1ドル硬貨(P・D)のロールとバッグの販売を始めました。

建国250周年の25セント硬貨

造幣局は建国250周年に合わせて、5種類の25セント硬貨を作ります。題材は、メイフラワー誓約、独立戦争、独立宣言、合衆国憲法、ゲティスバーグ演説です。

「メイフラワー誓約」の25セント硬貨は1月5日に流通を始め、2月5日から一般向けにロールとバッグが売り出されています。12月に7,980万枚(デンバー4,880万枚、フィラデルフィア3,100万枚)が作られ、1月にデンバー8,560万枚、フィラデルフィア7,320万枚が追加されました。記事の時点の累計は、デンバー1億3,440万枚、フィラデルフィア1億420万枚の計2億3,860万枚です。

CoinNewsの記事(2月12日)の時点では、「独立戦争」の25セント硬貨は3月に発行される予定とされていました。12月にデンバーで100万枚が作られ、1月にデンバーとフィラデルフィアでそれぞれ80万枚が追加されました。記事の時点の累計は、デンバー180万枚、フィラデルフィア80万枚の計260万枚です。

出典: CoinNews「U.S. Coin Production Jumps in January as 2026 Coins Debut」(2026年2月12日)

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