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マルタ牛を描く€5・€10銀貨 ゲルマニア造幣所が2025年末に製造

Numismatic Newsは2026年1月21日、ゲルマニア造幣所がマルタ中央銀行と協力し、2025年末にマルタ牛を題材とする1オンスの€5銀貨と2オンスの€10銀貨を製造したと報じました。縁が波形で、ルテニウムと金の部分めっきが施されています。発行枚数は€5が1,000枚、€10が500枚です。

訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典に合わせて全面的に書き直しました。発行年を2024年から出典どおりの2025年末に直し、出典に無い銀の含有量、2,000年の歴史、めっきの色の説明、値上がりの見込みなどの投資判断を削り、発行枚数(€5が1,000枚、€10が500枚)と仕様を出典どおりに示しました。旧題は「マルタ牛銀貨:限定発行とゲルマニア造幣」です。

※この記事は、2026年1月21日のNumismatic Newsの記事に基づきます。紹介する銀貨は2025年末に製造されたものです。

2025年末、ゲルマニア造幣所(Germania Mint)はマルタ中央銀行と協力し、マルタ向けに1オンスの€5銀貨と2オンスの€10銀貨を製造しました。題材は、マルタ島固有の牛で、絶滅が強く危ぶまれている「マルタ牛」です。

どちらも縁が波形(スカラップ)で、ルテニウムと金による部分めっきが施されています。€10には色付けもあります。マルタの動物をたたえる複数年のシリーズの一つで、発行枚数は€5が1,000枚、€10が500枚に限られています。

マルタ牛とは

マルタ牛は「ゲンドゥス(Gendus)」とも呼ばれ、マルタで長く文化的な意味を持ってきました。島の固有種で、力が強く、体が大きく、おとなしい性質から、何世紀にもわたり使役動物として使われてきました。20世紀に農業の機械化が進むにつれ、数が大きく減りました。純血の個体は現在残っていませんが、保護の取り組みにより、ほぼ純血に近い小さな集団が安定して保たれています。

ゲルマニア造幣所のマルタの動物シリーズ

ゲルマニア造幣所はここ数年、マルタの歴史や文化をたたえる貨幣を製造してきました。今回の牛を含め、これまでに3種のマルタの動物が取り上げられています。

- マルタの鷲: 2023年から毎年、重さの異なる銀貨と金貨に描かれています - マルタの蜂: 2024年に、今回とよく似た1オンスと2オンスの銀貨2種が出ました。形は似た波形で、部分めっきも施されています

2オンスの「マルタの蜂」は、2025年のコイン・オブ・ザ・イヤーで「Best Crown Coin」部門を受賞しました。また、Les Amis des L'Euroによる、ヨーロッパで最も美しい額面の貨幣を選ぶ賞(CEDA)も受けています。

デザインと仕様

1オンスと2オンスは同じ形です。表には牛の頭部、裏にはマルタの国章が、それぞれ円形の枠の中に描かれています。造幣所のウェブページは、表の模様を「風を表す流れる線」と説明し、裏には「マルタの象徴」があるとしています。

めっきは額面で異なります。

- 1オンス(€5): 内側の縁に金めっき、国章のある中央の円にルテニウムめっき。直径38.61ミリ - 2オンス(€10): 全体にルテニウムめっき、金めっきの差し色、牛の頭部に色付け。直径45ミリで、高浮彫(ハイレリーフ)です

どちらも純度.9999の銀で、1枚ずつ番号が付いています。レンズ型のカプセルに入れて木製の箱に収められます。1オンスは四角い箱、2オンスは貨幣と同じ装飾のある六角形の箱です。どちらにも保証書が付きます。

同じ年の別のマルタ牛の貨幣

2025年にマルタ牛を描いた貨幣は、これだけではありません。オランダ王立造幣所(Royal Dutch Mint)は、マルタ牛を描いた2種類の卑金属を組み合わせた(バイメタル)€2硬貨を40,000枚製造しました。前年には、マルタの蜂も同じように貨幣でたたえられています。

出典: Numismatic News「Coin Profile: Year of the (Maltese) Ox」(2026年1月21日)

キーワード

Silver、Mint

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