オークション

2026年FUN大会、来場者14,147人で過去最高 貨幣商ギャレット氏が報告

2026年1月にフロリダ州オーランドで開かれたコインの展示即売会「FUN大会」について、貨幣商ジェフ・ギャレット氏がCoinWeek(2026年1月23日)で報告しました。運営側の発表では来場者は合計14,147人で、ギャレット氏は70年を超える大会の歴史で最多だとしています。多くの貨幣商が売上記録を更新したとも書いています。

訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典に合わせて全面的に書き直しました。出典に無い「世代交代」「インフレ対策の資産」という評価、MS-65以上やアメリカのクラシックコインへの需要、四半期の売上記録、日曜の事前プログラム、オンライン入札・鑑定制度・投資の利回りに関する一般論を削り、出典が示す来場者数(運営側発表)と日付を出典どおりに示しました。旧題は「2026年FUN大会が過去最高記録、ヌミスマティック市場の世代交代を象徴」です。

※この記事は、2026年1月23日のCoinWeekの記事に基づきます。米国の貨幣商ジェフ・ギャレット(Jeff Garrett)氏が、2026年1月にフロリダ州オーランドで開かれた「FUN大会」に参加した報告です。ギャレット氏は、ケンタッキー州レキシントンの貨幣商Mid-American Rare Coin Galleriesの創業者(1984年創業)です。

FUN大会は、フロリダ・ユナイテッド・ニュミスマティスツ(Florida United Numismatists)の大きなコインの展示即売会で、70年を超える歴史があります。ギャレット氏は、2026年の大会を「大成功」と書いています。多くの貨幣商が売上の記録を更新し、来場者数も過去最高になったとしています。

開幕前から始まる商談

ギャレット氏の一行は、大会が正式に始まる前の日曜日の夜に現地に着きました。金曜日に着いた貨幣商もいたと聞いたそうです。目的は、ほかの業者より先に、多くの貨幣商の在庫を見ることです。ギャレット氏は、開幕前の取引を「非常に競争の激しい商売」と表現しています。

大会の前の数週間、銀は過去最高値を更新していました。ギャレット氏は、相場が急に動くなかで、多くの貨幣商にとって在庫に正しい値を付けるのは難しかったと書いています。一番の心配は、大会で売ったコインを買い戻すのにいくらかかるか、という点だったそうです。

月曜日の商談と、ヘリテージの出品

月曜日は、数週間前から約束していた大口の買い手との商談で始まりました。最初の3社の貨幣商は、それぞれ数十万ドル単位の買い物をしたといいます。1社は、ギャレット氏が個人客から預かっていた特別なコレクションのおかげで、100万ドルを超える額を使ったとしています。

同じ日、ギャレット氏はオークション会社ヘリテージ・オークションズの出品物を下見しました。1804年の1ドル銀貨、NGCがMS63と評価した1808年の2.5ドル金貨(クォーター・イーグル)、ステラの全種のセットなどが含まれていたと書いています。

業者専用の「ディーラー・デー」

FUN大会の運営側は、かつては業者どうしの取引日を設けることに消極的でした。以前は、開幕前の取引はホテルの客室で行われていました。何年も要望が続いた末、運営側は火曜日と水曜日の一部に、公式の「ディーラー・デー」を設けることにしました。

今年は、先着順・少額の料金で業者専用の部屋が用意されました。午前9時に始まると、部屋はすぐに75〜100人の貨幣商で埋まったといいます。ギャレット氏は、その日だけで大会の残りの期間を合わせたより多くの取引をした業者が多かったのではないかと書いています。開幕前に在庫の大半を売った業者もいたそうです。

勉強会と、750を超える出展台

水曜日の午後2時から、通常の会場設営が始まります。設営の前には、プロ貨幣商の団体Professional Numismatists Guildが勉強会を開きました。今年の主題はライブ配信による貨幣販売で、WhatnotとeBay Liveが発表し、立ち見が出るほどだったといいます。

2026年の大会には、750を超える出展台がありました。

一般来場者の行列

木曜日の正午ごろ、一般の入場が始まりました。会場の建物の端から端まで行列ができ、90分以上待った人もいたと伝えられています。ギャレット氏は、50年以上大きなコイン展示会に通ってきたなかで、これほど活気のある会場は見たことがないと書いています。

来場者の多くが、この大会はスポーツの展示会やコミコンのようだったと話していたそうです。土曜日の午後遅くまで、ケースからコインが売れ続けたといいます。

外国コインと古代コイン

近年、外国コインや古代コインの貨幣商がFUN大会に参加するようになりました。以前は、ニューヨーク国際貨幣大会(NYINC)と日程が重なり、業者はどちらかを選ぶ必要がありました。今はNYINCが1週間後に開かれるため、選ばなくてよくなった業者が多いとしています。その結果、外国・古代コインの区画はこれまでで最も大きくなりました。ギャレット氏の会社は、ドイツの貨幣商から古代コインを買い入れたそうです。

鑑定会社の出展と、ウォルマート

鑑定会社グループのCertified Collectibles Group(NGCとPMG)は、鑑定している収集品を幅広く紹介する出展をしました。漫画本など、貨幣以外の品も展示されていました。NGCの会場内の鑑定窓口は、最初から最後まで混み合っていたといいます。

また、ウォルマートの担当者が、同社のオンライン販売の場に貨幣商を登録する受付をしていました。ギャレット氏によると、このオンラインの場は月に数億人が訪れるとのことです。

来場者数

FUN大会の運営責任者ケイティ・ウィリアムズ(Katie Williams)氏によると、来場者数は次のとおりです。

- 一般: 11,595人 - 早期入場(アーリーバード): 477人 - 貨幣商・スタッフ: 2,075人 - 合計: 14,147人

ギャレット氏は、70年を超える大会の歴史で過去の来場者記録をすべて上回ったと書いています。ギャレット氏の会社も、1回の大会での売上の最高記録を更新したとしています。

出典: CoinWeek「2026 FUN Show Report by Jeff Garrett」(2026年1月23日)

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