米国貨幣協会、アレクサンドロス大王の硬貨図像の講演を告知(2026年1月9日予定)
米国貨幣協会(ANS)は2026年1月6日、講演シリーズ「Long Table」の第258回を1月9日午後1時(米東部時間)に開くと告知しました。告知によると、ウォルターズ美術館の名誉学芸員ジョアネス・スパイサー氏が、頭皮をかぶったアレクサンドロス大王の横顔の図像が、北アフリカのさまざまな文脈で変化し、1600年代後半のヴェルサイユの庭園に至るまでをたどる内容でした。
訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典に合わせて書き直しました。出典は米国貨幣協会の講演告知であり、講演の題・日時・講師・概要のほかは書かれていません。出典にない落札額・投資の評価・所蔵館・インド遠征との結びつき・裏面の図柄・ルイ14世の顧問による模倣などの記述を削り、講師の名の誤記を直し、2026年1月の講演の告知であることを明記しました。旧題は「アレクサンドロスの象の頭皮硬貨:ヘレニズム世界からヴェルサイユに至る権力の視覚言語」です。
米国貨幣協会(ANS)は2026年1月6日、講演シリーズ「Long Table(ロングテーブル)」の第258回の告知を掲載しました。開催は2026年1月9日の午後1時(米東部時間)の予定でした。この記事は、その告知ページの内容だけをもとにしています。講演の中身の報告ではありません。
講演の題と講師
題は「アレクサンドロス大王が象の頭皮をかぶった硬貨 古代近東からルイ14世のヴェルサイユまで広がる影響」です。講師は、ウォルターズ美術館の名誉学芸員、ジョアネス・スパイサー氏です。
告知が述べている内容
告知によると、1500年から1700年の近世ヨーロッパの美術では、ギリシャ・ローマ時代の古代の硬貨が、まったく異なる世界観の中で図像を取り入れて作り替えるための、大切な手本でした。とくにアレクサンドロス大王やアウグストゥス帝のような大きな支配者に結びつく図像の硬貨がそうでした。
古代の硬貨は、疑いのない権威を表すものでした。その一方で、説明が添えられていないため、もとの文脈から切り離されることもありました。
スパイサー氏は、獅子(ライオン)の頭皮をかぶったアレクサンドロスの横顔が、大王の直後の後継者たちに取り入れられ、その後、北アフリカのさまざまな文脈の中でどう変わっていったかを探ります。なお、告知の題は「象の頭皮」、説明文は「獅子の頭皮」と書いています。ここでは告知の表記のまま記します。
告知によれば、1600年代後半のヴェルサイユの庭園では、アレクサンドロスは、アフリカ大陸を擬人化した、気品ある若い黒人女性の姿になっていました。
出典: American Numismatic Society「Long Table 258. Coins of Alexander the Great Wearing an Elephant Scalp: Their Expanding Impact from the Ancient Near East to Louis XIV's Versailles」(2026年1月6日)
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