AU58とは ミント状態にわずかに届かないグレード
CoinWeekは2026年1月21日、シェルドン・スケールのグレード「AU58」を解説する記事を掲載しました。AU58は最も高い部分にごくわずかな摩耗があり、元の光沢の約90%を保つグレードで、1970年代にトム・デロリー氏が導入したとしています。記事はNGCとPCGSの定義(2025年8月時点)も紹介しています。
訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典に合わせて全面的に書き直しました。出典に無い投資判断(AU58が投資対象として機能する・流動性が高いなどの記述)、モルガン・ダラーやイーグル金貨の希少性、人工的な摩耗の見分け方、「生きた歴史」としての価値、需要の動向の記述を削り、出典にある定義・導入の経緯・NGCとPCGSの定義を示しました。旧題は「AU58が暴くミント状態との価格乖離:実流通品こそが投資価値を持つ理由」です。
※この記事は、2026年1月21日にCoinWeekが掲載した解説記事に基づきます。新しい出来事の報道ではなく、貨幣のグレード(状態の等級)の説明です。
AU58とは
AU58は、貨幣の状態を数字で表す「シェルドン・スケール」のグレードの一つです。「About Uncirculated 58」(準未使用58)や「Borderline BU」(未使用との境目)とも呼ばれます。
CoinWeekによると、正しくAU58と格付けされた貨幣は、ごくわずかな摩耗の跡しかなく、その跡はふつう、図柄の最も高い部分に見られます。元の光沢の約90%を保ち、特定の光の当て方をしない限り、未使用品に見えることもあります。
このグレードは、1970年代に貨幣研究家のトム・デロリー(Tom DeLorey)氏が導入したと記事は伝えています。
MS60〜MS62との比較
記事は、AU58の貨幣は見た目がよいことが多く、MS60〜MS62(未使用の下位のグレード)の貨幣より見た目がよい場合もあると述べています。
MS60〜MS62の一部には「キャビネット・フリクション」と呼ばれる摩耗があります。偶然の接触で生じたとされる摩耗です。CoinWeekは、貨幣の表面に摩耗が生じるには偶然の接触以上のものが必要だとして、こうした摩耗があればAU58に下げるべきだという主張も成り立つと述べています。また、この種の摩耗がある貨幣に、未使用(ミント・ステート)の価格を払うことは勧めないとしています。
鑑定会社の定義(2025年8月時点)
記事は、主な第三者鑑定会社の定義を次のように紹介しています。
- NGC:「デザインの最も高い部分にわずかな摩耗。細部はすべて残る」 - PCGS:「最も高い部分にごくわずかな擦れのみ。光沢はほぼ完全」
CACについては、CoinWeekが2024年4月7日に説明を求めたと記されており、定義の文言は記事に載っていません。
出典: CoinWeek「AU58 : A Grade Just Shy of Mint State」(2026年1月21日)
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