オーストリア造幣局、神話シリーズ第4弾「バシリスク」3ユーロ硬貨 2026年9月発行
スペインの Numismática Visual は2026年9月7日、オーストリア造幣局のシリーズ「神話の生き物」の第4弾として、バシリスクを描いた3ユーロ硬貨が9月9日に発行されると伝えました。裏面にはウィーンの伝説に出てくる鏡が描かれ、紫外線で色が変わります。白銅製・直径34ミリ・最大6万5000枚で、発行価格は16.80ユーロです。
訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典に合わせて訂正しました。出典に記載のある発行日・発行枚数・価格・デザインを「未公表」としていた誤りを直し、出典にないコレクター需要や二次市場の価格への影響の記述を削り、現代の硬貨を「アンティークコイン」と結びつけた表現を改めました。旧題は「オーストリア造幣局「神話生物シリーズ」第4弾——バシリスク登場がコレクター需要を再定義」です。
※この記事は、2026年9月7日のスペインの貨幣情報サイト Numismática Visual の記事に基づきます。紹介するのは、オーストリア造幣局が発行する現代の3ユーロ硬貨です。
オーストリア造幣局のシリーズ「神話の生き物(Criaturas Míticas)」の第4弾は、バシリスクを描いた硬貨です。トロル、ヒッポカンポス、エルフに続く発行で、元記事は2026年9月9日に発行されると伝えています。シリーズは、さまざまな神話や伝説から12の生き物を取り上げ、カラー印刷と、紫外線(UV)を当てると見え方が変わるインクで表しています。
伝説のバシリスク
元記事によると、バシリスクの名はギリシャ語の basilískos に由来し、「小さな王」と訳せます。古い記述の一つは大プリニウスの『博物誌』にあり、頭に冠のような白い斑点を持つ猛毒の蛇とされ、唯一の天敵はイタチでした。中世になると、雄鶏の頭と翼、ヒキガエルの脚、長い蛇の尾を持つ姿で描かれるようになりました。
ウィーンにも伝説があります。シェーンラテルンガッセ7番地の建物にまつわる話で、1212年6月26日、パン屋マルティン・ガルヒーブルの井戸の中で奇妙な生き物が見つかりました。近づいた人が死んだり姿を消したりした後、一人の見習いが鏡を持って井戸に降り、自分の姿を見た怪物は自らの視線の力で倒れた、と伝えられます。
デザイン
裏面には、雄鶏の頭と翼、ヒキガエルの脚、蛇の尾を持つバシリスクがカラーで描かれています。左下には金色の装飾に囲まれた鏡があり、ウィーンの伝説を表しています。年号「2026」と「BASILISK」の文字が入ります。
表面はシリーズ共通のデザインで、ファンタジーを表す「F」の文字を付けた魔法の鍵と、太陽の輪郭が描かれています。
紫外線を当てると、バシリスクの色が強い赤と緑に変わり、目が光り、口から毒の息が出ているように見えます。
仕様
元記事が示す仕様は次のとおりです。
- 額面: 3ユーロ - 材質: 銅合金(白銅) - 品質: 未使用(アンサーキュレーテッド) - 直径: 34ミリ - 重さ: 16グラム - デザイン: レベッカ・コイニ、アンナ・シュリントナー、ニーナ・シュヴァルツァー - 発行日: 2026年9月9日 - 最大発行枚数: 6万5000枚 - 発行価格: 16.80ユーロ
造幣局は、このシリーズ用の公式UVライトも販売しています。12枚の硬貨は、トーマス・ブレツィナが手がけた公式アルバムに収められます。アルバムでは各硬貨が物語の一章に組み込まれ、なぞなぞや隠れたヒント、暗号のメッセージが含まれます。
出典: Numismática Visual「Criaturas Míticas – Cuarta moneda de la serie: El Basilisco, el rey de las serpientes」(2026年9月7日)
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