「偽の PCGS ホルダー」と会員が指摘、掲示板で見分け方を共有
米国の掲示板CoinTalkで、会員が、知人がEtsyとeBayで1枚50ドル以下で買った約20枚の「PCGS」ホルダー入り硬貨はすべて偽物か盗品だと伝えた、と書きました。ほかの会員は、ホログラムやロゴが無いことなど、偽のホルダーを見分ける点を挙げました。投稿の日付は原典に書かれていません。
訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典(CoinTalkの掲示板のスレッド)に合わせて書き直しました。出典に無い記述(希少コインの価格高騰、投資の観点、鑑定機関の対策、英語本文の一般論、取引額1万ドル超で動画確認を求めるという一行結論)を削りました。また、偽造スラブの急増がNGCとPCGSの信頼を脅かすという英語の題と、NGCのスラブも偽造されているという英語要約を改め、掲示板の会員の申告や意見であることと、投稿日が出典に無いことを示しました。旧題は「鑑定番号を照会しても「本物」と表示される偽造スラブ、コミュニティで警鐘」です。

※この記事は、米国の収集家向け掲示板CoinTalkのスレッド「More Fake Holders.」の投稿だけに基づきます。投稿の日付は原典に書かれていません。以下は会員の投稿の内容で、投稿者の申告や意見です。鑑定の結果として確かめられた事実ではありません。
友人が買った約20枚
会員の「Dafydd」さんは、以前、収集家ではない友人に「銀」を買うよう勧めたと書きました。勧めたのは地金(ブリオン)のつもりでした。
その友人は、EtsyとeBayで買ったという約20枚の硬貨を持ってきて、意見を求めました。Dafydd さんによると、どれも「PCGS」と書かれたホルダー(硬貨を密封するプラスチックのケース。「スラブ」とも呼びます)に入っており、米国からオンラインで買ったものでした。中には、主にカーソンシティのモルガン・ダラーで、グレード(状態の格付け)が MS 63 以上のものが何枚もあったといいます。
友人が払った額は、どれも1枚50ドル以下でした。Dafydd さんは、すべて偽物か盗品だと伝えたと書いています。
ホルダーの番号を調べると、「同じ」硬貨の情報が出てきたといいます。Dafydd さんには違いが分かりましたが、友人には分かりませんでした。Dafydd さんは、自分が「偽のスラブの一つ」と呼ぶものについて、PCGS の照会ページ(番号 15199422)を示しました。
「プラスチックが保証だった」
Dafydd さんは、今後は第三者鑑定機関(TPG)のホルダーに入っているからといって本物だと全面的には頼らない、と書きました。多くの人にとっては「プラスチックが保証だった」とも述べています。
また、別の掲示板で、PCGS などを名乗って偽の硬貨を「確認」してしまう偽の中国のウェブサイトがあると指摘した人がいる、と伝えました。
会員が挙げた見分けの手がかり
ほかの会員は、写真のホルダーと硬貨について次の点を挙げました。いずれも会員の見方です。
- 「Barney McRae」さん: どちらのホルダーにも PCGS のホログラムが無い。正規の PCGS の登録番号が付いていても、硬貨が鑑定機関の画像(原典では true views)と全く合わない例も見ている - 「Burton Strauss III」さん: ホルダーの表に、浮き彫りの PCGS の文字が無い。書体も違い、ホログラムも違う。PCGS の盾の印は銀色ではなく金色。PCGS の Holder Museum と、ホルダーの世代をまとめたサイト OldSlabHolders を勧めた - 「Jack D. Young」さん: 1796年と1800年の硬貨のバーコードが同じ。モルガン・ダラーが入ったこの種のホルダーは2年ほど前から見ている。表の右下に PCGS の印が無く、ラベルはホルダーの外側に貼られ、バーコードは読み取れない - 「mpcusa」さん: 右下の PCGS のロゴが無いことが、はっきりした見分けどころ - 「Michael K」さん: 色が白っぽく灰色にあせて見え、歯飾り(縁のぎざぎざ模様)と数字の形が正しくない。同じ硬貨が Etsy で「リストライク(後年の打ち直し)」として、ばかげた安さで売られているのを見た - 「Tater」さん: これまで見た中で最もきれいな F15 で、それ自体が手がかり - 「The Meat man」さん: 鑑定機関の写真と実物をよく見比べるよう促した
1796年の銀貨の価格
写真の一枚は1796年の硬貨でした。会員の「Collecting Nut」さんは、これは少なくとも4000ドル以上の硬貨だと書きました。さらに、手元の古い版の『Red Book』(米国の硬貨の価格目録)によると、1796年のドレープド・バスト銀貨ダラーの発行枚数は79,920枚で、AG-3 で825ドル、写真と同じくらいの F-12 で3800ドル、VF-20 で5500ドルだと紹介しました。Dafydd さんは、本物なら5000ドルの硬貨だと友人に伝えたと書いています。
鑑定機関への意見
Burton Strauss III さんは、鑑定機関には製品の安全性を高める方法がいくらでもある、と書きました。PCGS も NGC のように写真を撮って公開できたはずだという意見です。一方、手元で確かめる仕組みとしては、PCGS の NFC チップのほうが NGC の QR コードより安全だとも書いています。
Dafydd さんは「権威は真正性の代わりにはならない」と書きました。
出典: CoinTalk「More Fake Holders.」(掲示板のスレッド、投稿日は原典に記載なし)
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