鑑定番号を照会しても「本物」と表示される偽造スラブ、コミュニティで警鐘
規制

鑑定番号を照会しても「本物」と表示される偽造スラブ、コミュニティで警鐘

結論:結論:高額な取引では、オンライン画像のみの購入を安易に信用せず、リスク判定すべき。
要約

コイン収集家コミュニティで、精巧な偽造鑑定スラブが話題になりました。 偽造スラブは、鑑定機関公式サイトの正規の番号を悪用しているとみられます。 投稿者は、価格の安さや現物と公式写真との比較が重要だと指摘しています。

鑑定番号を照会しても「本物」と表示される偽造スラブある投稿者が、友人が購入したという偽造コインについて報告し、話題となりました。投稿者によると、その友人はEtsyやEbayで約20枚のコインを購入しました。コインはすべて「PCGS」と記されたスラブ(ホルダー)に収められていました。コレクションにはカーソンシティで発行されたモルガンダラーの上位グレード品などが含まれており、本物であれば非常に高額になる可能性がありました。しかし、友人が支払った金額は1枚あたり50ドル以下でした。投稿者はこれらをすべて偽物か盗品だと判断しました。問題は、スラブに記載された鑑定番号をPCGSの公式サイトで検索すると、本物のコイン情報が表示された点です。投稿者は現物と公式サイトの写真の違いを見分けられましたが、初心者の友人には困難でした。投稿者は例として、偽造スラブに記載されていたという鑑定番号「15199422」を共有しました。## 偽造品を見分ける手がかりスレッドの他の参加者からは、偽造品を見分けるためのいくつかの手がかりが指摘されました。- ホログラムの有無: 投稿者が示した偽造スラブには、PCGSのホログラムがありませんでした(投稿2)。- 公式サイトの写真との比較: スラブ内のコインが、公式サイトの画像(True Views)と一致しないことがあります(投稿2、7)。- コインの状態とグレード: 写真で示された1796年のコインは、F15というグレードにしては綺麗すぎるとの指摘がありました(投稿4)。- デザインの不正確さ: コインの色合いが不自然であったり、歯飾り(dentils)や数字の形状が本物と異なったりする点が挙げられました(投稿12)。- 極端に安い価格: 最も重要な手がかりは価格です。ある参加者によると、写真の1796年ドレイプト・バスト・ダラーは、本物であればF-12グレードで3800ドルの価値があるとされます(投稿11)。50ドルという価格は、常識的にあり得ないと考えられています(投稿1、3、6)。## 巧妙化する手口と失われる権威最初の投稿者は、偽造者が非常に高いグレードのコインではなく、中程度のグレードで価値のあるコインを狙う手口を「巧妙だ」と指摘しています。また、別のフォーラムからの情報として、偽のPCGSやNGCのウェブサイトが存在し、そこで偽造コインの番号を「確認」できてしまうケースもあると報告しました。こうした状況を受け、投稿者は「TPG(第三者鑑定機関)がかつて持っていた権威は侵食されつつある」「権威は真正性の代わりにはならない」と懸念を示しています。他の参加者も、初心者が「お買い得」という言葉の響きに惹かれて騙されてしまう危険性を指摘しました(投稿6、10)。

よくある質問

スラブホルダーとは何ですか?

スラブホルダーは、古銭をプラスチック製の透明なケースに封入し、認定鑑定機関が真正性と品質グレードを記載したラベルを貼付したものです。1980年代に米国で確立され、古銭市場における「品質保証マーク」として機能しています。

偽造スラブホルダーの特徴は何ですか?

偽造スラブホルダーは、正規品を巧妙に模倣し、フォントの微妙な違いやホログラムの精度の問題が見落としやすい設計になっています。内部に贋造品や品質の低い硬貨を封入し、正規品と同様の認証ラベルを装備している場合が多いです。

スラブホルダー制度が導入された背景は何ですか?

1980年代の米国古銭市場では贋造品が横行し、信頼できる鑑定基準がありませんでした。この信頼危機を解決するため、PCGS(1986年設立)とNGC(1987年設立)が第三者的立場から真正性と品質を評価するサービスを開始しました。

偽造スラブはどこで製造されていますか?

偽造スラブの製造業者は、中国やインドなどの技術力が高い地域にいると推測されており、組織的かつ継続的な供給体制が整備されているものと見られています。

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