発見

グプタ朝金貨「バヤナ埋蔵貨」の講演 米国貨幣協会が2026年2月6日に開催案内

米国貨幣協会(ANS)は2026年1月29日、講演シリーズ「Long Table」第261回の案内を掲載しました。2026年2月6日に、中央サンスクリット大学のニティヤ・セス氏が、1946年にインドのラージャスターン州で見つかったグプタ朝金貨の埋蔵貨「バヤナ・ホード」について話す予定です。

訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典に合わせて書き直しました。出典は米国貨幣協会(ANS)の講演の案内(2026年1月29日掲載、講演は2026年2月6日)で、旧記事は研究結果が発表され従来の学説を覆したとしていたため直しました。出典にない金貨の枚数・年代・純度・重量・図像の解釈・市場価格の上昇・鑑定の助言を削りました。旧題は「バヤナ・ホード再分析が浮き彫りにする古代インド金貨の盲点:グプタ帝国コイン学paradigm転換」です。

暗い台に、座像や馬、冠をつけた横顔を刻んだ古代風の金貨5枚と銀貨2枚が置かれた画像(AI生成のイメージ図)
イメージ図(AI生成)

※この記事は、米国貨幣協会(American Numismatic Society、ANS)が2026年1月29日に掲載した講演の案内に基づきます。研究の結果を伝える発表ではなく、講演の予告です。

ANSは、講演シリーズ「Long Table」の第261回として「The Bayana Hoard of Gupta Gold Coins: Reassessing the Numismatic Paradigm(グプタ朝金貨のバヤナ埋蔵貨――貨幣学の枠組みを見直す)」を、2026年2月6日午後1時(米国東部時間)に開くと案内しました。講師は中央サンスクリット大学(Central Sanskrit University)のニティヤ・セス(Nitya Seth)氏です。

バヤナ・ホードとは

案内によると、バヤナ・ホードは1946年、インドのラージャスターン州バラトプル近くのナグラ・チェーラで偶然見つかりました。3人の子どもが銅の壺を掘り出したもので、中にはグプタ朝の金貨が入っていました。壺は、ある一つの時点で埋められたものとされています。

講演で扱う内容

講演は、王の名前やコインの種類、図柄(図像)の分析にとどまらず、金貨が一緒に埋められていた状況、分布、表面の状態から、金貨がどのように使われたかを探るとしています。

案内は、複数のグプタ朝の王の金貨が含まれていること、摩耗の程度がまちまちであること、ほかの歴史資料から得られる手がかりが、長い期間の流通と使用を示していると述べています。

この研究は、グプタ朝の時代のコインの流通、分布、使われ方の傾向を探るもので、A・S・アルテカール(A.S. Altekar)の初期の研究も踏まえる、としています。

出典: American Numismatic Society「Long Table 261. The Bayana Hoard of Gupta Gold Coins: Reassessing the Numismatic Paradigm」(2026年1月29日)

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