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1870年代前半のインディアン・セント、一部はプルーフより通常貨が高値

Numismatic News は2026年2月17日の連載「Item of the Week」で、インディアン・ヘッド・セント(1セント銅貨)を取り上げました。1870年代前半は、当時の収集家がプルーフ貨(収集家向けの特別な仕上げの貨幣)だけを集めたため、状態の良い通常貨はほとんど残っていないと説明しています。その結果、Coin Market では一部のプルーフ貨が MS-65 の通常貨より安い価格になっていると伝えています。

訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典に合わせて書き直しました。出典はNumismatic Newsの連載「Item of the Week」(2026年2月17日)です。旧記事にあった1876年銘の価格上昇の見込みと「近年」研究者の関心が高まったという記述、1908-Sが新しいため多く残るとした因果の断定、1876年銘のプルーフ価格の比べ方の不正確な点を直し、プルーフ貨の多くが残るとした表現を出典どおりに改めました。旧題は「発行枚数より現存数:1870年代インディアン・ヘッド・セントに見る、プルーフ貨より希少な通常貨」です。

Numismatic News は2026年2月17日、連載「Item of the Week」で、アメリカのインディアン・ヘッド・セント(1セント銅貨)を取り上げました。題は「通常貨のほうがプルーフ貨より上のこともある」です。プルーフ貨は収集家向けに特別な仕上げで作られた貨幣、通常貨(ビジネスストライク)は流通用に作られた貨幣です。

発行枚数と残った数

このシリーズで最もよく知られた重要な年号(キーデート)は1877年です。発行枚数は852,500枚で、1909-S の309,000枚よりずっと多い数です。記事は、1877年と1909年の間の30年で、保存された数に大きな差が出たようだと述べています。

状態の低いものの価格は、おおむね発行枚数の順になっていると記事は書いています。例外として挙げているのが1908-Sです。発行枚数は少ないものの年代が新しく、発行枚数から考えるより入手しやすいとしています。

1870年代前半の通常貨

状態の良い通常貨では、1870年代前半の年号が熱心な研究者の注目を集めていると記事は伝えています。

1870年代の収集家は、プルーフ貨だけを集めていました。年ごとに状態の良い1枚を求めたためです。当時のセントには造幣局の刻印(ミントマーク)がなかったことも記事は添えています。

プルーフ貨の発行枚数は、1870年代前半には年に約1,000枚でした。1870年は1,000枚、1877年は510枚に減っています。記事は、この数が当時の収集家の関心の大きさを示すとしています。

記事によると、1870年代前半のプルーフ貨は多くが残っていると今は考えられています。一方で通常貨は、保存されたとしてもごくわずかです。流通した状態の良いものも少ないと記事は書いています。

記事は Coin Market の価格を挙げ、一部のプルーフ貨が MS-65 という等級の通常貨より安い価格になっていると伝えています。

1876年

今このシリーズで関心を集めているのは主に1870年代前半の年号で、1876年のような少し後の年号はあまり注目されていないと記事は述べています。

1876年の発行枚数は7,944,000枚です。1870年・1871年・1872年より多く、1873〜1875年より少ない数です。記事によると、価格は多くの等級でこれらの年より少し高い水準です。

1876年のプルーフ貨の発行枚数は1,000枚を少し超えます。記事は、そのプルーフ貨の価格が、1873年を除けば1859年以降のどの年号とも同じくらい低いと書いています。未使用の通常貨の価格も、同じ時期の年号の中では低いとしています。

1876年がどれだけ残っているかを確かめる方法はない、と記事は述べています。

出典: Numismatic News「Item of the Week: Some business strikes are better than proofs」(2026年2月17日)

キーワード

Mint、Proof

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