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2026年のエンハンスト仕上げ金貨ゴールドイーグル、未鑑定品は下落・グレード70の鑑定品は横ばい

CoinNewsは2026年8月2日、5月28日に米国造幣局が発売した「1776 ~ 2026-W エンハンスト・アンサーキュレイテッド・ゴールドイーグル」のeBayでの取引を集計して報じました。造幣局の箱入りの未鑑定品は7月の平均が5,875ドルで、5月より10.2%低く、同じ時期の金価格の下落(10.1%)とほぼ同じ割合でした。グレード70の鑑定品は7月の平均が6,788ドルで、5月とほぼ同じでした。

訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典に合わせて訂正しました。旧題はこの金貨を「建国250周年記念金貨」と呼んでいましたが、出典はゴールドイーグル(250周年にちなむ図柄の要素を持つ金貨)として扱っており、記念金貨とは書いていないため改めました。あわせて、グレード70の価格を「最高のコンディションという収集価値が強力に下支えしている」とした出典にない因果の記述と「発売前から注目されていた」とする記述を削り、地金価格の影響はCoinNewsの見方として書き直し、Best Offerの表示額や発売前の取引を含むという集計上の注意を補いました。旧題は「鑑定で明暗。建国250周年記念金貨、発売2ヶ月で価格が二極化した理由」です。

※この記事は、2026年8月2日のCoinNewsの報道に基づきます。価格はeBayで成立した出品の表示額をCoinNewsが集計したもので、将来の値動きを示すものではありません。

米国造幣局が2026年5月28日に発売した「1776 ~ 2026-W エンハンスト・アンサーキュレイテッド・アメリカン・ゴールドイーグル」は、発売から2分足らずで、造幣局では買えなくなりました。発行価格は5,370ドルです。

CoinNewsは、発売前後の約2か月(5月中旬〜7月)のeBayの取引を調べました。造幣局の箱に入ったままの未鑑定品は、7月の平均が約5,875ドルでした。最高グレード70に鑑定された品は、7月の平均が約6,788ドルでした。

未鑑定品の平均は7月に6,000ドルを下回る

CoinNewsは、5月22日から7月27日までに成立した、造幣局の箱付きの未鑑定品1枚ずつの出品51件を調べました。

- 5月22〜31日: 22件、5,900〜6,996.69ドル、平均6,539ドル - 6月1〜30日: 22件、5,705〜7,250ドル、平均6,241ドル - 7月2〜27日: 5,750〜5,999ドル、平均5,875ドル

7月の平均は5月より664ドル(10.2%)低くなりました。それでも造幣局の発行価格を505ドル上回っています。7月の7件はすべて6,000ドル未満でした。最も新しい2件は、7月25日の5,799ドルと7月27日の5,750ドルです。

51件の内訳は、即決(Buy It Now)37件、オークション3件、値下げ交渉(Best Offer)11件です。eBayはBest Offerで合意した額を公表しないため、表示額が実際の支払額より高い場合があると、CoinNewsは注意しています。5月の結果には、発売前に成立した予約出品が1件含まれます。

同じ時期に金価格も下落

CoinNewsによると、金のスポット価格(午後の相場)は、5月28日の1オンス約4,504ドルから、7月31日には4,050ドル弱へ下がりました。約454ドル、10.1%の下落です。

未鑑定品の平均も、5月から7月にほぼ同じ割合で下がりました。この金貨は1枚に純金1トロイオンスを含みます。CoinNewsは、地金価格の下落が二次市場での値下がりの多くを説明しているように見える、と書いています。

CoinNewsはまた、未鑑定品の平均の下げ幅が金の下げ幅より約210ドル大きく、収集家が上乗せする額(プレミアム)も縮んだように見える、としています。ただし、月ごとの平均と特定の2日の金価格を比べているため、比較はおおまかなものだと断っています。

グレード70の鑑定品は5月とほぼ同じ

CoinNewsは、5月13日から7月31日までに売れた、グレード70に鑑定された品51件も調べました。鑑定会社PCGSはこの金貨の最高グレードをSP70、NGCはMS70と表記します。内訳はPCGS 26件、NGC 25件です。

- 5月13〜31日: 17件、6,100〜7,789.89ドル、平均6,787ドル - 6月3〜25日: 6,750〜7,999.89ドル、平均7,142ドル - 7月1〜31日: 25件、6,200〜7,399.99ドル、平均6,788ドル

7月の平均6,788ドルは、5月より1ドル高いだけでした。6月の平均より354ドル低い額です。6月の平均が高かったのは、PCGS鑑定品の7,645ドルと7,999.89ドルなど、高値の取引がいくつかあったためです。

7月のグレード70の平均は、同じ月の未鑑定品の平均より約913ドル高く、発行価格より1,418ドル(26.4%)高い額でした。

売り方でも差がありました。オークション17件は入札が14〜67件で、平均は約6,531ドルでした。即決34件の平均は約7,010ドルでした。鑑定会社別では、PCGS鑑定品の平均が約6,935ドル、NGC鑑定品が約6,762ドルでした。PCGSの7,500ドルを超える取引がいくつかあり、平均を押し上げました。

5月の分には、5月28日の発売前に成立した予約販売が9件含まれます。特別なラベルや、早期リリース(early release)を示す表示による区分はしていません。こうした表示は個々の価格に影響することがあります。

エンハンスト仕上げの最初の金貨

この金貨はウェストポイント造幣局で製造された額面50ドルの金貨です。発行上限は7,500枚、発売時の注文は1世帯1枚まででした。発行価格5,370ドルは、造幣局が毎週決める貴金属の価格表と、LBMAの金価格1オンス4,500〜4,549.99ドルの区分に基づきます。7月26日までの造幣局の販売報告では、販売数は7,511枚で、上限より11枚多くなっています。

重さ1オンス、22金です。米国造幣局の「エンハンスト・アンサーキュレイテッド仕上げ」を施した最初の金貨です。レーザーでつや消しにした部分と、部分的なマット仕上げを組み合わせ、図柄と地の部分に質感の違いを出しています。

250周年(Semiquincentennial)にちなむ要素として、「1776 ~ 2026」の二つの年号と、「250」の数字が入った自由の鐘(リバティベル)の小さな刻印(プリヴィーマーク)があります。表面はオーガスタス・セント=ゴーデンズによる自由の女神、裏面はジェニー・ノリスによるワシの顔を間近に描いた肖像です。

出典: CoinNews「1776-2026 Enhanced Uncirculated Gold Eagle Prices Split」(2026年8月2日)

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