7世紀近東の貨幣論文集、第7巻が刊行 英王立貨幣協会が2023年8月に告知
英国の王立貨幣協会(RNS)は2023年8月11日、論文集「Coinage and History in the Seventh Century Near East 7」の刊行を告知しました。2022年9月にオックスフォードのコーパス・クリスティ・カレッジで開かれた「7世紀シリア貨幣円卓会議」で発表された15本の論文を収めています。400枚を大きく超える貨幣が図版つきで掲載されています。
訂正(2026年10月13日) 題・要約・本文を出典に合わせて訂正しました。出典は王立貨幣協会の2023年8月11日の新刊告知であることを明記し、出典にない「査読済み」「経済史的衝撃」、投資家向けの評価や市場価格の根拠といった記述を削り、収録論文の内訳と入手方法を出典どおりに書き直しました。旧題は「7世紀イスラム初期貨幣の15論文が物語る:オックスフォード円卓会議の経済史的衝撃」です。
※この記事は、英国の王立貨幣協会(The Royal Numismatic Society、RNS)が2023年8月11日にウェブサイトで出した新刊の告知に基づきます。
王立貨幣協会は2023年8月11日、論文集「Coinage and History in the Seventh Century Near East 7」(7世紀近東の貨幣と歴史 第7巻)の刊行を知らせました。
円卓会議で発表された15本の論文
本書には、2022年9月にオックスフォード大学のコーパス・クリスティ・カレッジで開かれた「7世紀シリア貨幣円卓会議」(Seventh century Syrian Numismatic Round Table)で発表された15本の論文が収められています。
この円卓会議は30年以上前に作られました。大シリア(現在のシリア周辺を含む広い地域)とその周辺で7世紀に使われた、ビザンツ(東ローマ帝国)の貨幣と初期イスラムの貨幣に関心を持つ貨幣学者・考古学者・歴史家を集めることが目的です。
収録の内容
15本のうち6本がビザンツの貨幣、7本がアラブ・ビザンツ貨幣(ビザンツの貨幣を手本にしてアラブの支配のもとで作られた貨幣)を扱っています。ほかに、カリフ(イスラムの指導者)の鉛の封印、征服後のシリアでの貨幣の重さの基準、アブドゥルマリクの改革について、それぞれ1本ずつ論文があります。
協会によると、ほぼすべての論文が新しい研究に基づいています。400枚を大きく超える貨幣が目録にまとめられ、図版で示されています。その中には、これまで公表されていなかった種類もいくつか含まれています。
入手方法
本書は出版元のArchetype(www.archetype.co.uk)から32ポンドで購入できるほか、編集者からも入手できると案内されています。
出典: The Royal Numismatic Society「New Publication: Coinage and History in the Seventh Century Near East 7」(2023年8月11日)
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