「未使用の赤い宝石」のはずが… ストックフォトで購入した1909-VDBセントに隠された加工の痕跡
あるコレクターが「未使用の赤い宝石」として購入した1909-VDBセントが、機械的に磨かれた「ウィズコイン」ではないかと疑い、助けを求めました。 コミュニティは不自然な輝きや「小石のような」質感から満場一致でウィズと判断し、正常なコインとの比較写真も投稿されました。 この一件は、実物写真を確認せずにコインを購入するリスクと、人為的なダメージが価値に与える影響を物語っています。
「未使用の赤い宝石」のはずが、届いたのは不自然に輝くコイン
あるコインコレクターが、オンラインで購入した1909-VDBセントについて、コミュニティに意見を求める投稿を行いました。出品者はこのコインを「red gem BU(未使用の赤い宝石)」として宣伝していましたが、使用されていたのはストックフォト(参考写真)であり、投稿者は実物を見ずに購入したといいます。
届いたコインは、宣伝文句通り明るく赤い輝きを放っていました。しかし投稿者は、その質感が人為的に加工されたものではないかと疑います。特に、裏面の文字の輪郭が不自然にシャープであることや、表面全体に見られる「小石のような(pebbled)」質感を指摘。「ウィズ(whizzed)」と呼ばれる加工が施されている可能性を懸念し、他のコレクターの見解を求めました。
決め手は、小石のような質感とフィールドの傷
投稿に対し、他のメンバーからは「ウィズで間違いない」という意見が相次ぎました。写真から判断できる根拠として、以下の点が挙げられています。
* 不自然な色合いと輝き * コイン表面の「小石のような」質感 * 未使用(Mint State)のはずが、フィールド(図案のない平らな部分)に傷や凹みがある * 肖像などのハイポイントに摩耗が見られる
あるメンバーは、比較対象として正常な状態の1909-VDBセントの写真を投稿。また、別の投稿では「ウィズ」がどのような加工であるかが説明されました。それによると、ウィズとはワイヤーブラシやドレメルツールでコインを機械的に磨き、偽の輝きを作り出す行為を指します。この処理はコイン本来の表面を破壊し、価値を永久に損なう、貨幣学において最も悪質なダメージの一つとされています。
ストックフォトの危険性、そして投稿者は返品を決意
この一件は、ストックフォトを使用する出品者からコインを購入する際のリスクを浮き彫りにしました。あるメンバーは、フィールドに深い傷があるコインを「gem(宝石)」と偽って販売する出品者の姿勢を強く批判しました。
このコインの市場価値について、ある投稿者は「AU(準未使用)ディテール品として、おそらく5〜7ドル程度の価値しかないかもしれない」と指摘。投稿者が支払ったであろう金額は、その価値をはるかに上回っていた可能性を示唆しました。
コミュニティからの助言を受け、投稿者はコインを返品することを決断。「Live and learn!(いい教訓になった)」と述べ、他のメンバーに感謝の意を示しました。
よくある質問
VDBペニーの『VDB』とは何ですか?
なぜ1909年VDBペニーは偽造品が多いのですか?
1909年VDBペニーはいつ初めて鋳造されたのですか?
特に稀少性が高いVDBペニーはどの版ですか?
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