アクリル封入コインは救出できるか?ドリルとハンマーでケネディ銀貨を取り出す手順が話題に
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アクリル封入コインは救出できるか?ドリルとハンマーでケネディ銀貨を取り出す手順が話題に

結論:かつてアクリル樹脂に封入されたコインについては、取り出しを検討する意見もあり、放置した場合の経年変化や、取り出しによるダメージの可能性が議論されている。
要約

アクリル製ペーパーウェイトに封入されたコインの取り出し方が話題になりました。 ある投稿者が、ドリルとハンマーで1964年ケネディ銀貨を無傷で救出したと報告。 アセトンで溶かす案も出ましたが、実験の結果、非現実的であることも示されました。

ドリルとドライバーでアクリルを割り、コインを救出

あるコレクターが、アクリル製の三角形のペーパーウェイトに封入されていた1964年銘のケネディ・ハーフダラーを取り出す手順を公開し、注目を集めました。

投稿者が示した手順は、まずハンドドリルを使い、コインに触れないよう注意しながらコインの縁の上下に沿って連続した穴を開けるというものです。次に、ブロックの側面に溝を掘って穴をつなぎ、さらに穴の列を横切るように溝を入れます。

そして、ドライバーをくさびとして使い、ハンマーで軽く叩いてアクリルブロックに張力を与え、自然に割れるように促します。コインを傷つけないよう、無理にこじ開けないことが重要だといいます。この工程を繰り返し、コインを覆うアクリルを細かく分割していき、最後に手袋をした手でコインを取り出すことに成功したと報告しています。

なぜ取り出すのか? コミュニティで交わされた賛否両論

この「救出劇」に対し、コミュニティでは様々な意見が交わされました。「クールなペーパーウェイトだったのに、ありふれたハーフダラーになってしまった」と、元の状態を惜しむ声が上がりました。

これに対し、投稿者は「ペーパーウェイトとしてより、コインとしての方が楽しめる」「コインを傷つけずに取り出せるか実験してみたかった」と動機を説明しています。「プラスチックに閉じ込められるより、手の中にある方が良い」と、この試みを支持する声もありました。

また、取り出されたコインに傷があるように見えるとの指摘もありましたが、投稿者はこれらが元からあったダイ研磨線(die polishing lines)であり、封入される前の状態から見られたものだと反論しています。

アセトンで溶かす方法は現実的か

物理的な破壊以外の方法として、アセトンでアクリルを溶かす案が複数の参加者から提案されました。純粋なアセトンは金属製のコインを傷つけないとされていますが、この方法には課題も多いようです。

ある参加者は、過去にアセトンを試したところ、「非常に遅く、汚れるプロセスだった」と経験を語っています。

最初の投稿者も、残ったアクリルの破片で実験を行いました。アセトンの入った瓶にアクリルを入れたところ、数時間後には「半固形のプラスチックの粘液ボールが、ねばねばした汚いシロップの中に浮いている」状態になり、瓶も使えなくなったと報告。「アクリル製ペーパーウェイトからコインを取り出すのにアセトンを使うことはないだろう」と結論づけています。

これまで、樹脂に封入されたコインは取り出しが不可能か、取り出せてもコインが損傷すると考えられてきました。今回の投稿は、慎重な手順を踏めば物理的な方法でコインを救出できる可能性を示した一例と言えます。

よくある質問

1964年の米国銀貨が特に価値があるのはなぜですか?

1964年は米国造幣局が流通用コインの銀含有量を90%から40%に削減する直前の年であり、1965年以降は完全にキュプロニッケル合金に転換されました。したがって1964年の銀貨は「最後の本物の銀コイン」として認識され、モーガンダラーやピースダラーと同様に歴史的価値と資産価値の両方を備えています。

なぜ1960年代から1970年代にアクリル樹脂へのコイン封入が流行したのですか?

当時、アクリル樹脂またはルーサイトの透明なブロック内へのコイン埋め込みは、企業の宣伝品、銀行の記念品、教育用教材として広く製造されました。透明な樹脂内への永遠の保存は、当時の技術と美学的な観点では現代的で革新的な保存方法と見なされていました。

樹脂に封入されたコインにはどのような問題が生じますか?

現在の貨幣学的理解では、樹脂封入は可逆的でなく、長期的にはコインに悪影響を及ぼす可能性があることが認識されています。特にアクリル樹脂の酸性ガス放出により、未流通状態の銀貨が蝕まれるリスクがあります。

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