モルガンダラーを洗浄したら無数の線が。ローラーマークとダイ・ポリッシュラインの見分け方
ある収集家が洗浄したモルガンダラーに、これまで見えなかった平行な条線が出現しました。 この線が鋳造前のローラーマークか金型の研磨線か議論に。デバイスを越えるかが鍵とされます。 コインの条線が何であるか、最終的な結論はスレッド内では出ていません。
あるモルガンダラーを軽く薬品洗浄したところ、それまでトーンに隠れていた無数の平行線が全面に現れました。
オンラインのコイン収集家コミュニティのある投稿者によると、このコインは鑑定で「MS、Questionable Color(色に疑問)」と判定されたもの。投稿者がトーンの大部分を除去した後に、この線に気づきました。線はコインの地模様(フィールド)だけでなく、肖像などの図案(デバイス)の上も完全に均一に横切っています。
投稿者は、これが鋳造前の地金(プランシェット)に由来する「ローラーマーク」ではないかと考えました。ローラーマークは、銀の塊を圧延してコインの厚さに延ばす過程で生じる平行な線のことです。
Roller Marks: Caused when the original silver ingot was rolled thin before blanks were punched out. They are “straight and parallel, long, [and] affect the entire sheet of metal.”
これに対し、他の参加者からは、金型を研磨した際にできる「ダイ・ポリッシュライン」の可能性も指摘されました。しかし、ダイ・ポリッシュラインは通常、デバイスの手前で途切れると考えられています。
デバイスを越えるか、手前で止まるか
議論の中で、この「デバイスを越えるかどうか」が、ローラーマークとダイ・ポリッシュラインを見分ける重要な点として浮かび上がりました。
ある参加者は、NGC鑑定でMS64と評価された1879-S モルガンダラーの写真を共有しました。このコインの裏面には顕著な条線が見られますが、これが鷲のデバイスを越えているかは写真からは判別が困難でした。
また、1921年のプルーフライク(P/L)モルガンダラーには、顕著な条線を持つものが多いという意見も出されました。
結局、投稿者のコインに現れた線が何であるか、スレッド内で結論は出ませんでした。しかし、コイン表面の線が地金に由来するのか金型に由来するのかを判断する難しさと、そのための観察点が示された形です。
投稿者が所有するコインの条線がはっきりと写った写真は、スレッドには投稿されませんでした。
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