115,000枚のハーモニー・ホード——1794年リバティ・ヘッド半ドル150枚が示す初期米国銀貨の流通構造
1878年にペンシルベニア州エコノミーで発掘されたハーモニー・ソサエティのホードは、115,000枚のレアコイン群を含む。そのうち111,356枚がキャップド・バスト型(1808-1836年)で、現代のアンティークコイン市場における供給基盤となっている。1794年リバティ・ヘッド半ドル150枚を含む本ホードは、初期米国銀貨流通史と鑑定済みコインのグレード相場形成を直接的に規定している。
ハーモニー協会の銀貨埋蔵から始まった半ドル相場
1878年、ペンシルバニア州エコノミーで発見された埋蔵銀貨は、約115,000枚に上った。その大半は1836年以前に鋳造された半ドルだった。この埋蔵品はハーモニー協会—ドイツ移民ジョージ・ラップの指導下にあった宗教団体—に属していたと考えられている。協会の信仰心はともかく、現金に対する執着は明らかだった。
1800年代初頭、半ドルが最大の流通銀貨だった理由
銀ドルの鋳造は1804年に中止され、その後ほぼ流通しなくなった。1830年代にエコノミーで大型の銀貨を求めるなら、必然的に半ドルしか選択肢がなかった。実際、ハーモニー協会の埋蔵品には150枚の1794年フローイング・ヘア半ドル、650枚の1795年同型が含まれていた。1796年と1797年のドレープド・バスト・スモール・イーグル型は3枚のみと記録されている。
埋蔵品の大部分は1808年から1836年のキャップド・バスト型で、その数は111,356枚に上った。この点が今日、キャップド・バスト半ドルが比較的入手しやすい理由のひとつとなっている。
1805年半ドルに見る、鋳造数と市場評価の乖離
1805年の半ドルは、その前年に銀ドル生産が中止されたため、米国で流通していた最大の銀貨となった。その鋳造数は211,722枚だった。当時としては有意な数だったが、今日の基準からすれば少ない。
ハーモニー埋蔵品にも1805年は比較的少数含まれていた。特に1805/4のオーバーデイト(年号打ち重ね)は25枚のみと信じられている。
現在の価格は、グレードによって規則的な日付との差が拡大する。G-4では規則的な1805が$220、オーバーデイトが$375。XF-40では前者が$4,200、後者が$5,000。AU-50では前者が$4,700、後者が$6,000。MS-60では前者が$22,00、後者が$30,000である。
いずれのグレードでも1805は、半ドルが米国の流通銀貨として最大となったその時代との結びつきを保つコイン選択肢となる。オーバーデイトはその変種としても興味深い。
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